写真でか過ぎた…。多すぎた。重かったらごめんなさい。
九度山駅には大きな看板がありました。「真田幸村」の文字にもう過呼吸寸前。
電車の中でやたらお年寄りが多かったのは高野山目当てなのね。そうよね高野山よね。
九度山から高野山までの世界遺産「高野山町石道」を歩くのよね。
アレーいいのかな?私が真田を一人占めしちゃうぞ☆
私の想いを知ってか知らずか、お年寄りたちは楽しそうに歩いていった。
「……。なるほどこれがお前たちの意思表示なのだな。では私は思う存分真田を楽しませてもらおう。今さら戻ってきたって遅いからな!」
お年寄りたちの背中が見えなくなってから九度山駅を出ました。
しばらく歩くと「真田のみち」という通路を発見。
真田十勇士のイラストです!到る所の電柱に真田関連のイラストが!
キャーvゆっきーよ!ゆっきーがいるわあ!このゆっきーダンディで素敵v
ああああ、幸せ。
一心不乱に電柱の写真を撮る私と、町行く人との温度差が激しいのはしょうがない。
周りが「ああまた観光客来たよ」と思っていたことは必至!
デジカメ片手に超よそ者オーラを醸しながら歩いていきました。が!
肝心の「真田庵」が見つからない!やだやだ!真田庵に行きたい!ゆっきー助けてv
九度山にいるせいかいつもよりテンションが幾分高かった。
お土産屋さんのおばさん(ちょっと愛想がなかった)に真田庵の場所を尋ね、歩いていくとようやくそれらしき建物が見えてきた。
ちょっコレじゃね?真田庵!やっべーよ!これはやべーよ!
この建物の門らしき造りを発見したものの、なんか敷地内に車がある。
門に牛乳瓶入れるやつが設置してある。
なにより門の落書きは痛い!痛いぞ!落書きした奴ふざけんな!
とにかくこれはちょっと入り辛い…。私、雰囲気的に歓迎されてない。
「史跡っていうイメージじゃないんですけど…。これはただの民家かな」
ちょうど自転車に乗った高校生らしき女の子が通りかかった。
私「あのうすみません!」
女「は、はい」
私「真田庵ってこれですか?」
女「…。ああはい、そう、ですね(何この人)」
私「(なんて曖昧な返事なんだ)ありがとうございます。あの!これって入っていいんですか?」
女「……。
え?あ、はあ(そんなもん私が知るか)」
これが真田庵とわかればもう怖くない!いざ!出陣だあー
「幸村公雷封じの井戸」
説明板を読むとなかなかな伝説でした。愛されてるねゆっきーv
でもねえ、やっぱりここは民家なんじゃないの?どう見ても雰囲気:史跡じゃねえ。
写真左下とか特にそうでしょ。写真奥もなんか現代じみてる。
終始「何勝手に入ってるんだ!?うちに何の用だ!?」と怒鳴られるんじゃないかと内心ビクビクしておりました。
ええっと……。
「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」
何このみつをチックポエム。真田関係ないよね…?いい言葉だけど。
「宝物資料館内」
おおおおお!やっとまともな展示品に出会えたよv(失礼)
キャーvゆっきゅん使用済みお弁当箱よおーvああもうダメ死にそうv
父昌幸作「木彫の犬」
やだあ!お父さんったらヘタウマーvもうお茶目なんだからあv
ここまで来れて本当によかった!
ゆっきゅん大好き!
……。
……。
誰だよこのおっさん!
手ちっせーんだよ!
私の胸の高鳴りを邪魔しないで!今いい感じなんだかああああああああごめんなさい!
嘘です!
そんなゆっきゅんも大好きです!(愛)
お父さん…。あなたも大好きです。そのほっぺは犯罪よ。超癒し系!
これがギョウ虫「サナダムシ」の名の由来となった「真田紐」です。
見た目が似ているからその名がつきました。
名誉会長はよくゆっきゅんのことをサナダムシと言っていじめました。
あれでしょー?好きな子をいじめちゃうってヤツでしょ?もおーv
ゆっきゅんのこと好きなくせにー!
真田庵、想像していたのとは違ったけどいい体験でしたv
真田庵を出ると、地元のおっさんと目が合った。歩いてきた道をそのまま戻った。
周りを確認しながら歩いていくとまたおっさんと目が合った。
お「大丈夫大丈夫、別についてってないよ(手を振りながら)」
私「は!?(うぜー!うぜーよ!まるで私が自過剰女みたいじゃない!)」
お「どっから来られたんすか?地元の人じゃないですよね」
私「あ愛知です」
お「何でまた」
私「真田関連の史跡を見にきたんですよー!」
ここで愛想のないおばちゃんがいたお土産屋さんに入った。おっさんと出会えたのも何かの縁なので真田団子(1本80円)を振舞った。
お「甘いもの好きなんですか」
私「嫌いじゃないです!ああーまあ好きですね!」
お「
外見的にそう思った」
私「はははv(
こいつ呪われろ)」
お「何でまた愛知から?」
私「ここの真田庵が見たくて…(ああああ呪われるがいい!)」
お「さなだって何なんすか?いやーあんまし歴史詳しくなくてなあ」
私「(こいつのことだ!絶対知らない振りして私の知識を試してるんだわ!)」←おっさん敵扱い
お「何がいいすか」
自販機の前でおっさんが私に聞いてきた。
私「え」
お「団子のお返しです」
温かいコーンスープとおっさんの携番が書かれた名刺を手に、私は九度山を後にした。
バイバイ和歌山!
そして大阪城に向かうのでした。
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